
着物は脱いで終わりではなく、脱いだ後のお手入れまでが着物を着るということ。
着物を着た後に自分でできるお手入れ方法をご紹介します。少しの手間をかけるだけで、長く大切な着物を愛用することができますよ。
“着物を脱いだら、まずチェック!”
家に帰ってきて着物を脱いだら、汚れがつきやすい場所を中心に、汗や汚れ、シワがついていないか全体的にチェックしましょう。
・衿(えり)
最も汚れがつきやすいところです。特に首回りを念入りにチェックしてみてください。
・袖口(そでぐち)
両手の袖口は、皮脂や汗がつきやすいところです。特に内袖をチェックしましょう。
・裾(すそ)
砂埃や泥跳ねがつきやすいところです。また、スレがないかもよくチェックしましょう。
・左前身頃(まえみごろ)
食事をした日は、よく食べこぼしがないかチェックしましょう。
・裏地(うらじ)
汗染みがついていることが多いので、よくチェックしておきましょう。
汗をかきやすい、背中や帯の下、脇の下、ひじ、膝などの関節部分も、汗で湿っていないか、染みができていないかをチェックしておきましょう。
次回は「自分でできる着物のお手入れ その2」なぜ着物はお手入れが必要なのかをご紹介します。
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