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着物の種類①

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着物には種類と格があり、シーンに合わせて約束事を守った装いをする必要があります。
また、それが同席する相手への配慮でもあります。

今回は、着物にはどのような種類があるのか、それぞれの着物の特徴を簡単に説明致します。

【黒紋付】(くろもんつき)
未婚・既婚を問わず着ることができる、最も格の高い着物。
慶事の際は華やかで格の高い袋帯で、弔事の際は黒の名古屋帯と合わせます。

【留袖】
結婚式など、人生の通過儀礼で着用します。
既婚女性は五つの紋が入った「黒留袖」、未婚女性は「色留袖」を着用します。
色留袖は既婚・未婚を問わず着用できます。

【訪問着】
訪問着は晴れやかな行事に招待された際に着用します。
華やかな絵羽模様が特徴で、既婚・未婚の区別はありません。

【付け下げ】
こちらも華やかな行事で着用しますが、略式礼装にあたるため儀式などの席で着用されることは、あまりありません。パーティーなど席で着用されることが多いのが、この付け下げです。

【訪問着】
訪問着は晴れやかな行事に招待された際に着用します。
華やかな絵羽模様が特徴で、既婚・未婚の区別はありません。

【付け下げ】
こちらも華やかな行事で着用しますが、略式礼装にあたるため儀式などの席で着用されることは、あまりありません。パーティーなど席で着用されることが多いのが、この付け下げです。

【色無地】
色無地は、紋をつければ略礼装、紋が無ければおしゃれ着として着用できます。
紋があれば、訪問着と同格として、明るい色のものは慶事に、暗い色のものは弔事の際に着用出来ます。

【小紋】
おしゃれ着として気軽に楽しめるのが小紋です。
名古屋帯、半幅帯、柄によっては袋帯とも合わせられ、多彩な着こなしを楽しむことが出来ます。
礼装としての着用は出来ません。江戸小紋は格が高いとされています。

【紬】
紬もおしゃれ着として気軽に着用できます。
大島紬など高価なものもあります。
こちらもあくまでも普段着なので、礼装として式事に着ていくことは出来ません。

【浴衣】
浴衣も普段着なので、礼装としては着用できません。
花火大会や盆踊り、縁日で着用されます。
色・柄とも華やかなものが多くなっています。

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